アジア諸国によって整形に対する考え方は様々である。 中国のように、自分の美を高める手段として一般的だったり、韓国のように容姿が就職にまで露骨に影響する場合もある。 日本はまだ整形をすることに対して否定的な空気が強いが、その点香港は日本に近いようである。 香港はご存知の通り、ちょっと前までイギリス領であった。そのためか、一般的な道徳観は中国とは若干異なる。 整形に対しても、ありのままの美を重視する西洋的な考え方が強いためか、おおっぴらにやることには否定的なようだ。 だが、もちろん全くやってないわけではない。香港の人々は、いわゆる「プチ整形」がお好きなようだ。 日本でいうプチ整形は、メスを使わない整形だが、香港でのプチ整形はその通り部分的にほんの少し変えることだ。 どういった感じに少し変えるかというと「耳を福耳の形に」「ホクロを入れて(とって)」など、縁起を担いだものが多い。 日本では過度の整形をした人を「人造人間」などと揶揄したりすることもあるが、香港のそれは可愛いものではないか。 だが、香港の中国化が進むと香港の人々も過度な整形にはしってしまうのだろうか。 心配なところである。
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