香港、マカオには日本と同様に小さな個人開業のクリニックから中規模の病院や大規模の病院まで幅広い医療機関が存在しています。医療も先進技術を取り入れた手術法なども積極的に取り入れており医療技術においても非常に高いレベルを維持しているのが特徴です。 香港の場合、病院は国の管轄下にある公立病院と、自由診療が主になる私立病院の二種類に分けられます。どちらもメリットデメリットがそれぞれにあります。例えば公立病院の場合は、最先端の治療や入院や手術を受けるのも非常に治療費がリーズナブルであることが最大の特徴です。しかしそれゆえに常に病院は満床状態ですし外来診療も常に混雑しているので待ち時間が長時間に及ぶことも珍しくはありません。 一方で私立病院の場合は、医師を指定して診療を受けることができたり、診療時間を予約できるので効率的に診療を受けることができるので日本人の在住者には人気があります。しかし公立病院のような低医療費で診察を受けられるわけではなく、公立病院の数倍以上の医療費がすべて自己負担となります。会社の保険やカバー率の良い医療保険に加入している場合以外には、なかなか気軽には利用できない医療機関であるのがマイナスポイントでしょう。 マカオも医療機関は一通り揃っていますが、深刻な病気などの場合はフェリーですぐの香港の病院を利用する人が多いようです。いずれにしても香港、マカオの医療事情は海外の国々の中でもトップクラスであることは間違いありません。
0 件のコメント :
コメントを投稿